ソニー銀行は、楽天証券やSBI証券などのネット証券と同じように1,000円から投資可能な投信積立の商品を取り扱っており、投資信託をはじめやすい環境を整えている証券会社です。
また、ソニー銀行のサイトでは、投資信託に関して、債券型、株式型といった投資対象別や、指標別で選べるような工夫がされています。特に、指標別では、Risk Measure というバーの設定があり、リスクの大小でファンドが選択できるようになっています。
したがって、リスクの確認がしやすく、投資信託の選択に役立つといえます。
ここでは、ソニー銀行が取り扱う投資信託銘柄のうち、おすすめの銘柄を紹介していきます。
まず、最初のおすすめの銘柄は、SMT 日経225インデックス・オープン です。SMT 日経225インデックス・オープンは、日経平均225をベンチマークとするインデックスファンドです。
信託報酬は、0.37%となっています。類似商品のニッセイ日経225インデックスファンドの0.25%より割高ですが、eMAXIS日経225インデックスの0.4%よりは割安のため、比較的、低いコストであるといえます。
2つ目のおすすめの銘柄は、SMT 国内債券インデックス・オープン です。SMT 国内債券インデックス・オープンは、野村ボンド・パフォーマンス・インデックスをベンチマークとするインデックスファンドです。信託報酬は、0.37%となっており、日本の債券インデックスファンドの中では、最安となっています。
国内の債券は、国外の株式や債券のような為替の変動によるリスクがなく、逆相関の関係にあるといえます。したがって、国外の株式や債券が値下がりした時に、逆に、値上がりする傾向があり、リスク分散の対象として利用価値があるといえます。
よって、SMT 国内債券インデックス・オープンは、国外の株式や債券型の投資信託に投資する場合、リスク分散目的で、所有することで、メリットが得られるといえます。
3つ目のおすすめ銘柄は、世界経済インデックスファンド(株式シフト型) です。
世界経済インデックスファンド(株式シフト型) は、世界各国のGDP比率を参考に配分された日本、先進国、新興国の株式、債券に株式75%、債券25%の比率で分散するバランス型のインデックスファンドです。
信託報酬は0.55%と低いです。株式が75%と高いため、リターンが期待できますが、債券も組み入れているため、リスク分散としての効果もあるといえます。また、ソニー銀行では、世界経済インデックスファンド(株式シフト型) をノーロードで取り扱っており、この商品を購入する上で、メリットになるといえます。
このように各証券会社によって取扱商品は違いがあります。ラインアップも特徴を見比べながらあなたにスタンスにあうものを選びましょう。