長期投資のコツ

投資信託を購入し、長期投資を行う場合ですが、意外と簡単ではありません。

何にもせずに、ただただ保有しているだけなのに簡単にはいかない。面白いものですが、これがなかなか難しいものなのです。ここでは、管理人の経験から、投資信託での長期投資をうまく行う為のポイントを下記にお伝えしましょう。

①経済を勉強しすぎない

投資信託を購入する方は、比較的経済や金融についてとても関心が高い方が多いかと思われます。
今となってはテレビや新聞などでにマーケットの情報はすぐに入手できますし、今日の為替は・・・とか、今週の株式市場は・・・と言う話題もニュースで頻繁に出てきます。ですからその気になればすぐに情報jは入手できますが、実はそこに落とし穴が存在するのです。経済は、学べば学ぶほど自分の思いが知らないうちに強くなっていきます。

例をあげますと、

日銀が量的緩和政策を解除しました。

これからは金利が上がり続けるだろう

いや、間違いなく上がり続ける

ということは株は下がるはず。今のうちに投信を解約しよう!

経済を勉強する前は、そんなアナリストのようなことは考えもしなかったのに、勉強するとそういう思いが自分の中に自然に芽生えてくるのです。そして自己暗示にかかり、保有銘柄を売却してしまうのです。そうなると最初に「長期投資だ」と思っていた考えが消えてしまいます。

確かに経済や金融の知識は必要ですが、知識がつき、思いがめぐると次に人間は行動にでます。ですから長期投資ではこういった勉強もほどほどにするのが良いのです。

②ファンドの基準価格を見ない

投資信託だけでなく、実際に投資をすると、どうしてもその保有銘柄の動きが気になってしまうものです。ひどい場合は仕事が手につかないほどで、気が付いたら携帯で日経平均を確認していたりするものです。

これも前に「経済を勉強しすぎるな」と同じですが、いつも価格を気にしていると、やはりいろんな思いが沸いてくるものです。「上がるのでは」「下がるのでは」、根拠もないのに、想像してしまします。

よく、「高いときに売却して、安くなったら買い戻せ」と言う人がいますが、それができないからプロのディーラーもファンドマネージャーも苦労をしているののが現状です。
ですから、気持ちがブレないためにも、基準価格の確認は月に1回、確認する程度でいいのです。

以上になりますが、もっともやりやすいのは、やはり「積立」でコツコツと購入することではないしょうか?そうすれば経済を勉強しすぎることなく、価格を気にしすぎることもないかと思われます。

はなから積みて立てをしてるんだという意識のほうが、安心して続けられたりするものです。

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加