投資信託のデメリットは?

投資信託のデメリットについて説明します。
投資信託のデメリットは圧倒的にかさんでくる様々な「費用」です。購入する際の販売手数料、信託を保有している際に毎日ひかれていく信託報酬。解約の際、かかる場合があるペナルティ・・・。

これらの諸費用が明確じゃない形でかかってくるところが最大のリスクといえるのではなでしょうか?

また実際、仕組みそのものが複雑で時間をかけて知識を得てからじゃないと、なかなか判断がつかない類の投資信託の商品も存在します。
一方で、営業マンは自分の営業の点数を稼ごうと強引なセールスを仕掛けてくることもあります。

またどうしても投資家の心理としては毎月安定的なリターンを望むものです。
そういった心理にうまくはめ込むように「分配型」の投資信託の商品は「グローバルソブリン」の開発以降、続々と似たようなものが作られるようになりました。

運用がプラスに転じて儲けが出て、その儲けの中から分配金が出るのが理想ですが、実際はそのような事ばかりではありません。
運用成績がマイナスになった時でも分配金は支払われるのです。

つまり、投資家の財布の中から引かれて支払われているだけなのです。
儲かってると思いながら分配金をもらい、最後に償還を迎え手元に資金が戻ってきたときにはじめて、元本が減っていたことに気づくのです。

こういった問題がまだまだ投資信託にはおきています。
金融リテラシーの低さに起因するのですが、手数料や信託報酬で売上を立てていきたい金融機関との間で、利益が相反する部分もあり、いざこざがあとを立たないようです。

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