新株価指数(JPX日経400)は期待できるか?

JPX日経400は、2014年からJPXグループと日本経済新聞社で公表を始めた株価指数のことです。

日経平均株価やTOPIXの問題点をカバーするために誕生した指数であり、多くの投資家が参考にしている指数です。

ここでは、JPX日経400の特徴や期待について見ていきましょう。

■JPX日経400とは

JPX日経400の正式名称は「JPX日経インデックス400」であり、東証1部、東証2部、マザーズ、JASDAQに上場する銘柄が対象です。

これらの市場に上場する銘柄の中から、以下の銘柄を除外します。

・上場後3年未満

・債務超過

・3年連続営業赤字、最終赤字

そして、これらを除外した銘柄の中から、3年間の売買代金や時価総額で上位1,000銘柄を選定します。

1,000銘柄を選定した後は、さらに3年平均ROEや累積営業利益、時価総額などで順位付けをし、400銘柄を選定するのです。

こうして選ばれた銘柄でJPX日経400は構成されます。

■JPX日経400誕生の背景

日経平均株価は株価、TOPIXは時価総額に重き置いた指数です。そして、どちらの指数も上位5社の銘柄合計で構成比率の15パーセントから25パーセントほどを占めるため、正しく日本株全体の動きを表しているとは言えません。

そこで誕生したのがJPX日経400で、上記のような選定で銘柄を構成し、特定の銘柄に偏らないようにしています。

■銘柄入れ替えは年に一度

JPX日経400の銘柄は年に一度入れ替えがあります。入れ替え時期は8月で、毎年30銘柄から40銘柄が入れ替えられている状況です。

2018年8月に実施された入れ替えにおいては、400銘柄のうち396銘柄が東証1部から選ばれています。

■上位銘柄

JPX日経400の上位10銘柄には、ソニーやキーエンス、NTT、ソフトバンクグループ、トヨタ自動車、三菱UFJ FGといった企業が名を連ねています。

JPX日経400の値動きは、日経平均株価やTOPIXとそれほど大きな違いはありません。これらの主要指標と同じようなチャートを構成しています。

JPX日経400は先物も上場していますし、年金積立金管理運用独立行政法人であるGPIFが運用指標として採用したり、日銀が連動するETFを買い入れしていることもあって知名度もたり、ファンドには多くの資金が集まっています。

JPX日経400に新しく選定される銘柄は、短期的に買いが集まる可能性があります。そのため、選定基準をもとに銘柄の予測を行い購入したり選定後を狙って保有したりしても良いでしょう。8月の第5営業日に入替銘柄の公表があるため、チェックするようにしましょう。

JPX日経400ファンドもぜひ検討してみてください。

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