投資信託に関心のあるあなた。その関心は本当にあなたの内側から欲したものなのでしょうか?ご存知のように、あなたの目につく情報のほとんどは広告です。その広告を出す広告主がいます。
本や新聞、雑誌を読んで、投資信託など金融商品の単語を見つけるとき、それが広告でないと言い切ることはできるでしょうか?
日本の銀行や有名な証券会社は、売り上げの源泉は何かお分かりですか?
証券会社は自社の売り上げをあげるため株の自己売買をします。
次の稼ぎ頭は何かご存知でしょうか?
それは投資信託です。投資信託の販売手数料で荒稼ぎをしています。
あとは一般の株式売買の手数料ですね。
投資家に株の売買をさせて手数料を稼ぎ、投資信託を販売して莫大な手数料を稼いでいます。
アナリストと言われる分析を仕事としている解説員や、投資信託のファンドマネージャーは証券会社と利害関係が一致しています。
証券会社おかかえのファンドマネージャーやアナリストもたくさん存在しています。
アナリストは当然、お金になる商品の分析結果を出します。
お金が支払われるものにコメントするのです。証券会社は個人投資家に投資信託を買わせます。ランキングなどいろんな角度からセンセーショナルに商品を喧伝して、たくみな営業手法で投資信託を販売します。分配金や分配型といった、毎月定額利払いのプランがそれに拍車をかけます。
その結果、投資信託ランキングはニュースや本で多数取り上げあれ、多くのアナリストのコメントがネットや雑誌に出ます。
信頼できそうなメディアで取り上げられることにより、投資信託は安全なもの、お金を無事に増やしてくれるもの、というイメージ作りが進みます。
しかし、これは単なるイメージ。
投資信託を売るために、大手証券会社や銀行から広告費が支払われているのです。
それによって雑誌やメディアで投資信託が取り上げられているだけです。
事実、検索キーワードでも投資信託を打ち込む人は膨大です。
それだけ認知されているということは、それだけ売られているということです。
繰り返しになりますが、大手銀行などが収益の柱として広告費をかければかけるだけ投資信託が売れて儲かるので、本に特集が組まれ、ランキング形式でPRされ、より多くの方に知れ渡ったのでした。
話題のNISAもあれだけCMをうつのは、NISAを利用しつつ、株の売買や投資信託を買ってください、という営業アピールになるからです。
では、ランキングが嘘かと言われれば、広告要素が強いとはいえ嘘ではないでしょう。
一定の顧客を獲得した人気の商品であればデータもあがってきますので、ある種のランク付けは可能ですし信ぴょう性もあります。
ただ大事なのは、広告についてこのような背景が存在しているということです。
NISAも実際にお得ですが、少額すぎてそこまでインパクトはありません。
少なくとも本や雑誌で目につくほど大した話ではないです。
認知されるとモノが売れます。
この単純な原理原則で金融商品は動いています。実力はさておき、露出を高めれば高めるほど売れているのが投資信託。
この現実を受け止めて、決してイメージ戦略に流されることなく、
実際的にあなたの資産を確実に増やす資産運用会社を選んでください。